ヘビーウエイトフライホイール試作完成
FIAT twinairエンジン
開発を進めております、FIAT車twinairエンジン用のフライホイールの試作が出来上がってきました、今回は重量と形状の確認とクラッチ機能の点検を行っております。FIATtwinairエンジン搭載車にてPANDAⅢを中心にダンパー構造を備えたディアルマスフライホイールが使われております。(FIAT500にも並行車の一部の車両にも使用されています。)ディアルマス構造の不具合を危惧するユーザー様用にFIAT500純正のシングルマスフライホイールへの変更も行っておりましたが、フライホイールの軽さが原因によるトルク不足が否めません。
エンジントルクの状況にフライホイール重量が大きく影響を与えます。ディアルマスをシングルマスに置き換えても重量をそのままに、トルクフルな乗り心地を目指します。
新品クラッチキットと組み合わせノーマルフライホイールと新規フライホイールとの切れを確認します。どちらもレリーズストローク8.0mmにてクラッチディスクが開放されました。
エンジンメンテナンス時に必要なクランクロックを行うサービスホールも忠実に再現します。