タイミングベルトをベストタイミングで交換


車検整備でお預かり・作業進行中のアバルトです。
ドライブシャフトのブーツ破れについてご紹介した車輌ですね。

タイミングベルトの交換履歴から推測し、そろそろ交換の時期ではなかろうか?という事でベルト内部を確認すると、ベルトの背面にはお疲れの模様を確認しました。

交換時期としては、この位の状態での交換がベストタイミングと言える状態。
ヒビ割れてからでは遅いです。
特に、モータースポーツでの使用を想定した場合、確実な状態を維持したいところ。

ピストン位置の検出と、カムシャフトの位置関係の確認を行いそれぞれを固定。


ブロックに組み込まれるウォータポンプの新調と同時に、ブロックプラグ周辺の水漏れ有無も確認します。

ベルト交換・テンショナベアリングの交換を行い、クランクシャフトを2回転。
タイミング確認と、ベルトの張り具合を確認します。

度々行う作業ですが、全てを組付け後にエンジンを始動する際は何故か緊張を伴うもの。
タイミングベルトの作業って、そういう事です。

追加作業として、V-UP16の取付ご依頼も頂きました。
引き続き作業を進めます。
Written by Hashimoto

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