FIAT500はパワーステアリング不具合修理

2008年の国内発売より沢山のFIAT500が身近なイタリアンコンパクトカーとして愛おしくたまりません。国内の至る所で元気に走る姿を見ない日が無いほど広く好まれています。ガソリン車の販売が終焉を迎えるニュースも届いていますが、このイタリアンコンパクトを末永く、安全に快適にお乗り頂けるようコアな整備も増えてきています。今回、継続検査での入庫の1.4Lのディアロジック車は国内登録が初期の車両、電動パワーステアリングの警告ランプが点灯し検査不適合の為、修理の方向性を模索しました。
本来なら税込み50万円超えのユニット交換が必要とされていますが、国内の部品在庫が無いことも有り、工夫を凝らし分解作業も最小に抑えUSEDのECUユニットと良品部品の組み合わせにて再生してみました。
コントロールユニットを含む部品の脱着交換は、ダッシュボード装着状態での作業はリスクも多いですが、幾度の不成功を繰り返し正常作動を取り戻しました。これで継続検査も行えます。

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