カングー2はクラッチ残量限界っ!!
ペラッペラディスクがこんにちは~
クラッチ交換作業が進行中のカングー2は、盛大にすり減ったディスクが出てきましたよ!
距離の割に減っていると判断できますが、これはデカングーならではの宿命かもしれませんね。
大きな車体構造から、気付かぬうちにクラッチを酷使しているのでしょうね。
常時半クラ時間が長めになりがちという事でしょう。
広範囲にリフレッシュを進めて行きます。
関連性を持たせての作業プランをご提案させていただきました。
ミッションを降ろす際には、サブフレームを取り外す。で、あるならば足回りのリファインも合わせて。
特に、スタビライザブッシュや、ステアリング関連部分は今が最高に作業性の上がる時です。
デカングーのスタビライザーブッシュは、7万キロあたりからヘタリが始まり、軽度な音を発する様になります。
8万キロあたりからは、その音も結構なレベルで耳に着く様になってきます。
車体が左右に振られる様な動きの際に「ゴトゴト」と鳴り続くのは耳障りなものです。
上記写真は、間違えてサイズ違いのブッシュを撮影していました。
内径が18・20・21とグレードによりサイズ設定が異なります。
スタビライザーバーに咥えこませてセットし、その後ブラケットを被せて組み付けます。
クランクシールを交換するためにフライホイールを取り外し、その後に規定トルクと角度で締め付けを行います。
クラッチメカニズムを新調し、組み付け。
トランスミッション側も、レリーズシリンダの交換・デフシールの交換を完了。
この後に、トランスミッションの搭載を進めて行きます。
重整備がず~っと続いています。
お預かりが控えているお客様には、予定の順延をお願い申し上げたりとご迷惑をお掛けする場面が増えてきました。
お客様の方でご検討中の整備プランに迅速にお応えできない事も多いですが、先の予定は承りますのでご相談をお待ちしています。
Written by Hashimoto