メガーヌ2RS 足廻りの消耗箇所の改善とアップグレード
クラッチ交換作業を進行しているメガーヌ2RSは、各部の分解に合わせて各部のリファインとアップグレードを行います。
ショックアブソーバについては、性能維持をしていましたので劣化の気になる「ストラットマウント」の交換を行います。
ルノーのストラットマウントは、形状こそ似ているものの車種により微妙に異なります。
左右対称・非対称・スプリングアッパーシートの形状違いなど、色々とあります。
メガーヌは左右対称形状ですが、ベアリング部とアッパーシート形状が特有の物です。
マウントはへたると、地に足付かない様な印象を感じますから、スポーティなクルマもコンフォートなクルマも、マウントの維持管理は大切な要素と言えますね。
そして、ルノー車のサスペンション剛性アップに欠かせないのがリジッドメンバーです。
メガーヌ3には使用できませんが、2ならば施工可能です。
純正のラバーブッシュを抜き取り、スチールブッシュへと入れ替え。
その後は溶接と防錆塗装を行う事で完成です。
無駄な動きを抑え、サスペンション全体を剛体化する事でハンドリングも、直進安定性も、ブレーキング時の安定性も増すと言う優れもの。
ルノー車には必須ですね~!
引き続きの作業を進めます。
Written by Hashimoto