シリーズ4アバルト オリジナルサスの組付け


アバルト595コンペ シリーズ4に、オリジナルサスペンションの組付けご依頼です。
オリジナルの状態であっても然程高くは無い車高ですが、気になるのはリヤタイヤとフェンダーとの隙間。
過度に下げる事は行っていない弊社ですが、この跳ね上がったリヤは程良く下げる事をお勧めしています。

組付けるサスペンションは、先日一斉に仕込み作業を行った中のひとつ。
SessAオリジナルサスペンション・ストリート スポーツバージョン です。

ブレーキホース・ABSセンサー・パッドセンサ それぞれをクランプする台座が純正と同じ形状・同じ配置で並ぶ様に設計しています。

リヤサスペンションの1G状態でのセットはご覧の様な状態に。

こういう状態を紹介するシーンは稀ですが、サスペンションを手掛けるうえでとても重要な情報と言えます。

お客様からのリクエストで、5mmスペーサの取付ご依頼がありました。
普段よく用いるのはアルミ製のSessAスペーサですが、こちらは薄さ故にスチール素材で製作しています。

組み付けの直後から理想的な低さを実現すると、慣らしが終わった頃には車高が下がり過ぎます。
序盤は少し高いかな?という位にセットしておくと良いです。


心地よい硬さと、瞬時に揺れを抑える事が自慢のサスペンションキット。
突き上げには至らず、しっかりと受け止める包容力の高いダンパー。
走っていて楽しい!そう思って頂けるサスペンションだと思います。
Written by Hashimoto

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