プジョー308 (P5)にレデューサーフィッティング
間もなく販売予定のプジョー・シトロエン 1.5L BlueHDi用レデューサーキットをプジョー308 (P5)BlueHDiにもフィッティングを行いました。インテークケースから過給機までのパイプをレデューサーキットに変更、クランクケースブリーザーパイプをそのままにクワッドレデューサーが内蔵となっています。
純正のエアージョイントよりシーリングを外しレデューサーエアージョイントに組付けを行い、過給機に差し込む準備をします。
M6ボルトを締めて過給機側を固定します。全ての作業がM6ボックスラチェットとプラスマイナスドライバーぐらいの工具にて作業が行えます。
エンジンの始動後、クランクケース内の圧力をテストを行ってみました。オイルスティックチューブにビニール袋を風船代わりに取付け、エンジン回転の変化に関わらず弱負圧の状態が分かります。
レデューサーキットを外しノーマル状態に復帰させると上記の様にビニール袋が膨らみクランクケース内圧の変化が見てとれます。このクランクケース内の圧力変化がクセものでエンジン内部構造物の上下運動の負荷になっています。これを解消するのがレデューサーKITです。
レデューサーにも大きな欠点があります。冬季リードバルブ付近に溜まった結露が凍り内圧コントロールが出来ない事が有ります。その為、外気温度が低い地域でのご使用が出来ません。
冬季はノーマルに戻して頂く注意が必要です。