グランデプント・アバルト エンジンチェックランプの原因追及
ABA-199143 ABARTH G.PUNTO
アバルトグランデプントは、エンジン警告灯が点灯し走行不能という事でレッカー出動・お引き取りをさせて頂きました。
症状をお伺いすると、以下の様な内容です。
◆低回転 2000回転位までは使用可能。
◆上記以上の回転域ではエンジン回転が正常に上がらず振動を伴う
◆アイドリングが乱れる事も有り
◆1度だけアイドリングからスロットルを開けた際に「パンッ」と盛大な音が鳴り響いた
走行に支障をきたす状況だと瞬時に判断しました。
工場に持ち帰り、症状を確認するも再発せず。
エラーメモリーの読み出しでは怪しげな内容のエラーがひとつ残っていました。
おおよその原因はつかめた気がしますが、他に何か起きていないかを確認します。
ターボのアクチュエータを作動させる際に使用するエアーホースが干渉により削れていました。
削れているくらいなら直接被害は無いにしても、ホースは交換しておきたいところ。
アクチュエータへの取り付け部を確認すると。
あれま!?すでに切れてるやん。
見ておいて良かったです。
エラーメモリに直結していそうなセンサーは、ひとまず新調しておいて、しばらく様子見を行なおうと思います。
Written by Hashimoto