工場通信

憧れのスーパーカーが入庫です

70年代のスーパーカーブームの頃、目を輝かせて見つめた覚えの有るランボルギーニ カウンタックが入庫しました。
イタリアンデザイナー　ガンディーニがデザインした現在でも鮮烈なインパクトを感じさせるボディにV型12気筒を搭載、走行性能も追及され夢を形にした様な憧れの一台です。
イタフラ車を扱う弊社ですが、高額なイタリアンスーパーカーは専門外とさせていただき珍しい入庫です。綺麗に整備されたこの車両は、仲間業者さんが仕上げを行い、今回は弊社の整備機器を使用しての診断作業を行いました。
ひとつの車両に多くの時間を費やし最高の一台に仕上げる事は、自動車整備に関わる者として理想の作業かも知れません。作業完了後の車両の出来が良ければ更に満足度も上がります。
サイドドラフトのウェーバー45DCOEキャブレータを6基搭載、発電はボッシュ製の大型オルタネーター、エアコンコンプレッサーはヨーク製、左バンクのインテーク・エキゾーストカムシャフトそれぞれで駆動される点火ディストロビューターはマレリー製、当時のまま1ディスビ2ポイント式で点火を制御しています。
半世紀前のこのLP400がここまで状態良く蘇り存在する事が奇跡の様な気がします。

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