排気音の低下の為に出来る事


「朝一番の排気音の反響を下げたい」
という内容で常連様からご相談を頂きました。
ご本人の意思というよりは、ご家族からのご意見であるとお伺いしています。

車好きにとって、ご家族の意見はとても大事。言われる通りに叶えて見せます。

お車はフィアット500の1200ccモデル。
私の好きなエンジンが搭載されている個体です。
この1200CCモデルの場合は、元々ですがセンターサイレンサーが装着されていない車両です。
ですので、リヤマフラーを社外品に変更すると思った以上に音量が上がるという事。

デシベル計測を行ってみました。
決して爆音では無く「ん?どちらかって言えば丁度良いサウンド」です。
でも、大切なのは自己満足では無く「ご家族のご意見!」
「音が大きい」と言われれば「静かにします。」が正解です。

下から眺めると、ご覧の通り中間サイレンサーは存在せず、男前なストレートパイプオンリー。

装着されているリヤマフラーは、マレリの純正風デュアルマフラーです。
乾いた軽快な音が特徴です。

追加の消音器を取り付けるために、センターパイプをパイプカッターで切断します。

USEDのセンターマフラ(フィアット500 1400CC用)を取り付けます。
パイプ径が異なるので、サイズ合わせを行う為のアダプターを溶接取り付けしたところ。

センターマフラーの装着後、音量の変化をデシベル測定します。
拾う音がマフラーだけでなく、エンジンノイズも含まれているので音的には分かり辛いですが、計測器の示す数値が大きく変りました。
これで早朝のエンジンスタートも、暖機運転も、快適に行って頂けそうです。
Written by Hashimoto

 

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