ALFATTA GTは点火ポイント交換
エンジン始動不良の古いALFAは点火不良の為、点火一次・二次廻りのリフレッシュ作業を行いました。
点火方式が進化して半導体により作られるトランジスタが制御するため、現代の車では全く縁の無い作業となります。今回の交換部品はディストロビューターキャップ・ローターとポイント・ポイントコンデンサーを用意しました。
ディストロビューターローターの抵抗も事前に点検してポイント点火に適している事を確認しておきます。
点火ポイントヒール部に専用グリスを給油ディストロビューターに組付けます。
ポイントギャップの目視による調整をスマホ画像を拡大して調整してみました。その後、エンジン始動後ボッシュMOTテスターにて点火波形を見ながらのポイントドエルアングルの調整を行います。
ポイント電圧の数値より一次側の電圧ロスが確認されえたため、イグニッションコイル・ポイントコンデンサー間の配線を新作して交換します。電圧ロスが無くなり点火二次波形も良好となります。
今後、レアな作業となりますが、何より良質な点火廻りのパーツが供給される事に期待します。