工場通信

オリジナルサスペンションの仕込み中


連休明けにお伺いしている足廻り作業に関して、お預かり前に仕込み作業を行っています。
連休明けは色々と重なり、サスペンション関連作業が盛り沢山となりました。

そんな中で、仕込みが必要なのはオリジナルサスペンションキットです。
先ずは、ルーテシア3RS用のオリジナルサスペンション「ストラダーレ」です。
ストラット本体のセットアップ・前後で異なるスプリング特性・それに合わせたスプリングアッパシートの製作
組み付けを開始してからでは、時間を要してしまう事前準備を行います。

続いてはフィアット500Sのお客様よりご予約を頂いていました「ストリート・スポーツ Ver.」です。
今回のオーダー内容は、標準キット内容に変更を加えた特別バージョンです。

フロントスプリングには、HAL 低反発を。
リヤスプリングは、レート４キロが標準ですがレート３キロの物でオーダーを頂いています。
３キロは、初期の際に製作したのですが残り数が少なく、今回の物を除き残りは１台分です。
アバルトならば、リヤ４キロでしっくりとバランスが取れるのですが、500Sやチンク系の場合は少し柔らかめがしっくりときます。

リヤスプリングに組み込むスラストベアリングは、耐久性を向上させるべく新品ベアリングを分解し、グリスの追加注入を行います。


ハンドメイドなオリジナル商品ですので、手間を掛けています。


準備が整い組み付けまでは梱包箱に再収納をし、待機となります。

組付け作業が楽しみです。
Written by Hashimoto

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