工場通信

イプシロンのメンテンスをスタート
先ずはエアコン関連のトラブル修理から


永いお付き合いをさせて頂いているお客様が増車をされまして、イプシロンをご購入されました。
ランチアマニアのお客様が、選ばれたのはクライスラー版のイプシロンです。今後、ランチアの香りを漂わせることは間違い無さそうです。

購入後、直ぐにお預かりをさせて頂き、乗り出しのリフレッシュメンテナンスを行います。

順調にすすめるぞ！と思った矢先、エアコンに問題が有ることが発覚。
初期症状：コンプレッサが入らない
ガスチャージをするも、数日間でカラ欠。。７４グラムしか残っていませんでした。

これではイプシロンさん、エアコン効かないですわ。。

周囲を見渡すも、それらしいガス漏れ箇所は見当たらず。
まさか室内のエバポレータなんて事無いよな．．？っと思った矢先に見つけましたよ。

エキスパンションバルブ付近、ＵＶライトに蛍光塗料が反応を示しました！

シールリングの交換で治ればラッキー。そんな思いで分解してみると。

エンジンルーム側のシールリングがなんだかおかしいです。変質しているし、サイズ合ってない。

こりゃどこかで一度修理しているな、という雰囲気です。

こうなると大変なのが、シール選びです。純正のパーツリストから、ピッタリの物を選び抜くことが至難の業なんです。。
ひとまず近いシールを一通り発注します。
さて、適正なシールが届くのでしょうか。
Written by Hashimoto

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