208GTIのサスペンション性能をかしこく復活!
トータルメンテナンスにてお預かり中の208GTIは、エンジン廻りの整備に続きサスペンションにも手掛けていきます。
純正部品の耐久性には定評のあるプジョー・シトロエンは、丁寧に乗られてきた車輌ならば8万キロ程度ではショックアブソーバが元気な状態である事が多いです。
もっとも、元気なのかどうかを判断するためには BOSCH SDL テストによる診断と判断が重要となるわけですが。
しかしですね、ココだけはしっかりとメンテナンスをして良い状態を保ちたい箇所であります。
フロントショックアブソーバに掛かる入力を受け止める「アッパーマウント」です。
フィアット500と似た構造の、固定式では無く半浮動式です。
見た目の劣化はそれほど大きく確認できずとも、交換後の性能復帰による恩恵効果が大きい事が特徴です。
ストラットトップのボルトは錆びていて、緩める事も締める事も不安な状況でした。
錆処理も行い、正常に組み付けを終えています。
後に4輪アライメントも行い最善な状態を目指します。
Written by Hashimoto