工場通信

リジカラの仕上げに4輪アライメント作業
パンダクロスのアライメント作業


リジカラ装着後のパンダクロスは、仕上げに4輪アライメント作業を行います。

リジカラの装着後の試運転で感じたのは、リジカラ特有の効果です。
サスペンションストロークが多い事と、4X4専用設計のフロントサブフレームの長さから、カラーがとても良く効いている様に感じました。
サブフレーム固定箇所の寸法が長いので、凝結ボルトの長さもおのずと長くなります。それにより「通常よりもボルトに及ぶ力が増すため、カラーによる隙間を埋めるという仕事に対しての得られる効果が増える」という事が起きているのではないでしょうか。

当社では珍しい存在となる4輪駆動車は、前輪駆動車の様に後輪が素直に付いてくるのではなく、駆動力を発生するために4輪アライメントによる補正はとても重要な要素となります。

調整前の数値
キャスター角の左右差・リヤトーの左右差・そしてスラストアングルの狂いが確認出来ました。
これら数値はリジカラ装着後の値ですので、これまでお客様が走行されていたデータではありません。
リジカラの装着は、フロントサブフレーム・リヤメンバーサポートに取り付けています。
スラスト角(アングル)の大きな狂いと、トゥ値の左右差はリヤへのカラー装着により生じた事だと思います。

一連の調整作業を終えました。
フロントのキャスター左右差を整え、リヤのトゥ値の左右差を補正しながらスラストアングルを同時に整えました。

調整機構を持たない箇所ですが、良い数値をご提供することが出来ました。
リジカラとの相乗効果をお楽しみ下さい。

Written by Hashimoto

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