LEDヘッドライトバルブの選択とはどんな事か
何を基準に選べばよいの?
先日エクステリアモディファイとヘッドライトリフレッシュを行ったルーテシアの作業風景です。
何をやってるの?かと言いますと、LEDヘッドライトコンバージョンです。
最近はHIDコンバージョンよりもLEDコンバージョンがメジャーになってきましたね~。
カーショップにも、ネット上にもありとあらゆるLEDバルブが存在し、何を選べば良いのか錯乱してしまいます。
発光量の強さだけで言えば、HIDに勝るものはありません。LEDとHIDでは発光の方式が違うので、強烈な閃光はHIDに軍配があがります。
各メーカーも、HIDの新製品はラインナップの勢いは衰え、LEDは新製品をリリースする。という実情を見ていると、これから選ぶならばやっぱりLEDなのかな?
という感じで自分も悩みながらも考えてはいます。
お客様へのパーツアドバイザーの役割がある以上、その方に最適な内容をご提案する必要がありますからね。
双方のメリット・デメリットを把握し、ご提案をさせて頂いています。
今回はBREX製LEDコンバージョンを組み付けます。
若干お値段はお高めですが、その値段だけの価値はあります。
見た目判断では、明るさは測ることができません。ですが、購入時に明るさを知ることは説明文などを頼りにする位しかないと思います。
LEDの明るさを手軽に知る方法があります。「消費電力を知る事です。」
電圧と電流を確認する事で、消費電力を算出できます。
電力(W)=電圧(V)×電流(A)
上記の図中のグラフから電力を計算すると 約31Wとなります。
この数値、数あるコンバージョンバルブの中ではかなり高い数値なのです。
お安いバルブ=消費電力は低く、発熱量が少ない。この推測は頼りになるデータだと思います。
まだまだこれから広がるマーケットですので、皆様のLEDに対する考えに以下の例はございませんか?
LED=エコ という事です。
消費電力を抑えられる、という認識が先行している様に思えます。
クルマの場合、走りながら発電していますし、消費電力が少し増えた程度で電気代(燃費)が変わるものではありません。
こういった理由から、私はBREX製品を推しています。消費電力が高い=明るい。これは紛れもない明るさの単位ですからね。
LEDバルブに変えてみたら、思ったよりも明るくない。。。そんなお声をよく聞きます。
少し暗めのバルブは、その他の場所に使い、メインのロービームは明るい製品に変更されることをお勧めします。
交換直後のルーテシアRS + BREXLED の夜道の照らし方です。なかなかパワー感のある光だと思います。
パーツチョイスは様々な手法があってこそ、アフターマーケットが賑わうものです。
どんなパーツも、ご自身の用途に合っているのか。そこに焦点を当ててご選択ください。
ご自身で選択が出来ない場合は、ご相談ください。
Written by Hashimoto