ルーテシア3RS RF4C のサスペンション変更
損傷箇所の修理やリジッドメンバーの組付け
ルーテシア3RSの作業を進めています。メイン作業は、オリジナルサスペンションの新作の組付けですが、スイベルのロワジョイントが非常にガタガタで。。そこも合わせて交換を行います。
各部の固着状況に苦戦しながらも、無事に組み替えを進行しています。いつもは、ハブベアリングの組付け部までは分解を行わないのですが、今後の事を考えて固着対策も行いながら進めています。ですので、今回のスイベル部にはハブベアリングが装着されていません。完全分解を行いましたので、アルミ製のキャリアも綺麗に仕上げる事が出来ました。
アルミキャリアに、スチール材を圧入していますので、カジリ防止の為に CU800 を塗布しています。組み付けの隙間が茶色く見えるのは、錆では無くカッパーペーストの色です。
足廻りを変更し、引き締まった状態へと変更しますので「リジッドメンバー」もモチロン組付けます。
リジッドメンバーは、サブフレームとボディを繋ぐラバーブッシュをスチール材削り出しパーツに組替える、当社のオリジナルパーツです。
車が発するあらゆる挙動の変化を、剛性を持たせて受け止めることで「シャキッ」とした印象に変化させることが可能です。
小さくて、安価(¥8.800-)な部品ですが、その効果は絶大です。ただし組替え作業は若干お手間が必要です。
この部分に装着されます。装着後は全く見えなくなりますが、効果を体で感じて頂けます。
この後は、ストラット廻りの組付け復旧を行い、フロントサスペンションを仕上げて行きます。
仕上がりが楽しみです。
Written by Hashimoto