工場通信

レコモンから⇒アクラポビッチエキゾーストへ
アバルト 595 マフラー交換

595コンペにお乗りのお客様より、定期点検とマフラー交換のご依頼を頂きました。
アバルト＆チンクは、オーナー様の好みによりあらゆる方向性でのカスタマイズも可能なのが嬉しいポイント。
595に標準装着されているマフラーは「レコルトモンツァ」と呼ばれる通称ゲロゲロサウンドが特徴です。現代版アバルトのイメージを決定付けるあの独特のサウンドは、好みが分かれますが個性的なサウンドを放ちます。

ちょっと音量が大きすぎる。。という意見が多いのか、最近では特別なモデルとしてのアバルトシリーズには消音バルブが備わるモデルも増えてきました。
消音バルブは、ダッシュボードにある｢SPORT｣スイッチの操作に連動して作動しますから、車庫の中でエンジンをスタートする際はノーマルモードで始動を行えば、静かな排気音でスタートする事も可能というギミックです。

近々消音バルブをレコモンに装着しよう！というお話しも、別のお客様としていたのですよ。
なんと、ウチの溶接機が壊れまして。。現在修理中です。
そんな面白い企画を考えながら、日々の作業を行っています。

今回は素直に別のマフラーに変更。
というわけで、ご指名頂いたのが「AKRAPOVIC ｣アクラポヴィッチ よりリリースされるエキゾーストシステムです。こちらのマフラーが標準装着されているアバルトも有りますよね。
カーメーカーが楽しんで車を企画している証拠です。

基本構造はレコモンと似ています。サイレンサーを通過するラインと、ワイルドなストレートラインのレイアウトです。
このストレートラインに、オプション設定のサウンドキットを取り付ける事で、任意での音量調整が可能となります。

標準仕様は、ストレートラインは封鎖されています。

テールフィニッシャのデザインを、カーボンとチタンから選択する事が可能です。
今回のチョイスは、見ての通りカーボンテールです。角度や出面の微調整が可能な設計です。

レコモンよりも大人しめ目な印象に仕上がりますが、シンプルで高級感のある仕上がりと言った方が正しいですね。

サウンドデータを残してみました。
ワイルドなストレートラインを通過している際のサウンドです。
レコモンとは異なる音色で、図太さが印象的です。

エンジン始動時の、スタータが回っている際の音に気付けた方は流石！甲高い音がしますでしょ。
これは、ウチのオリジナルアイテム「軽量フライホイール」を組み込んであるからです。
いや～楽しいクルマです！
Written by Hashimoto