アルファ・ミト・イモラ 18万KM
まだまだこれから一斉整備開始
アルファロメオミト IMOLA。新車当時 150台の限定仕様であった、特別仕様車です。新車からお乗りのお車でして、各部に様々な劣化を感じ、ここで一斉リフレッシュを行う事をご提案させて頂きました。と言いましても、企画は昨年の段階。。半年以上もお待ち頂き、ようやくのお預かり・整備着手となりました。
劣化具合は様々な箇所に進行しています。
サスペンションは、見るも無惨な酷い状態にまで至っています。我慢して乗られていました。
フロントブレーキの歪みの酷さが、グラフから一目で確認出来ます。緑色のラインがウネウネと波打っています。これがブレーキディスクの歪みを意味しています。
フロントセクションは、ラジエタ・インタークーラー・クーラーコンデンサ・クーリングファンまでを一体装着のまま分解出来るのはアバルトと同様ですね。効率的な構造です。
フロントサブフレームも取り外しを終え、このままトランスミッションの取り外しも行います。
トランスミッションですが随分と昔から違和感を感じるミッションでした。1速・5速の際に内部で何かが動くのか、駆動力が伝わるとゴクゴクとシフトレバーが動いたり、違和感を感じます。ただ、症状の悪化が全く無い為、ここまで引っ張ってきました。中身に大事が起きていなければ良いのですが。
多岐に渡る作業を、効率よく進めていく予定です。
アバルトでは多く行う内容ですが、アルファミトではお初となります。
刺激的なミトに生まれ変わるのが楽しみです。
Written by Hashimoto