695 ビポスト ABA-31214B
BMC OTAのアレンジ取り付け
BMC OTAのキット製品を、オリジナルの取り付け方法にアレンジするという手法。何かとお問い合わせの多い内容です。
画像は、キット製品をそのまま取り付けた仕様です。取り付け易さを優先に考えるとこれで良いのですが、アレンジする事による恩恵が大きいので、需要が高い作業です。
アバルトのエアインテークシステムとして総合的に考えた場合、タービンの吸い口とクリーナ本体は距離を離した方が効率的と言う事。大排気量で強烈な出力を得ようとするにはまた別の意見がありますが、あくまでも1400ccのターボを相手に考えると、ダクトの距離は長い方がトルクが出て、ピックアップも良くなります。
という事で、ご覧の様に永くダクトを設け距離を稼ぎます。
そして、エアクリーナボックスの配置位置について。どうしてもボンネットのインナーにOTAボックスが干渉してしまいます。サイレンサーが無ければ当たらないのでしょうが、日本人は静粛性も好むので致し方ないポイントかなと思います。
ボックスの配置を、インテークマニホールド上部に移設する事でそれも回避する事が可能になります。
OTAのボックスの持つ整流効果を十分に発揮するには、フレッシュエアーの吸い込み口は最短距離が良さそうです。
ビポスト風にクリーナを取り付ける事で、明らかな性能差を感じる事が出来ます。
キット販売を行わず、自社管理ユーザー様へのお取り付け限定品です。
Written by Hashimoto