DS3 カブリオABA-A5CHN01 3気筒ターボ
V-UP16の取付
車検整備でお預かりをしていました「DS3カブリオ:ABA-A5CHN01 エンジン :HN01」は、メンテナンス作業の仕上げとして「V-UP16」の取付もご依頼を頂いていました。小気味の良い1200cc 3気筒ターボに、6速オートマ(EAT6)が賢く働きスムーズな走りを実現する、ダウンサイジングのお手本の様なクルマです。
そこに「V-UP16」による底上げ効果を狙い、この度の取付となりました。過去にもこのシリーズの3気筒エンジンには、V-UP16の取付を行っていますが過給器付には初めてだった様に思います。(間違っていたらごめんなさい。)
このエンジン HN01 は、直噴ターボエンジンなのですが「高圧ポンプと直噴ノズルの取付位置が親切だな」と思います。1.6THPの従来のエンジンの場合はポンプはカムシャフトエンドに、ノズルはエンジン後方のインマニの下側に位置する為、何かを交換しようと思った際は大作業が必要となっていました。この取付位置なら作業性が良さそうですので、今後は直噴ノズルを外してインジェクタノズルのメンテナンスも行えそうです。
自然吸気の3気筒とは、コイル回りの配線の取り回しが異なり、若干作業性は悪かったです。追加する配線を、出来ればワイヤハーネス内に収納したいところですが不可能でした。それでも極力は目立たない様に結線できました。
本体の取付位置は、コチラに。
かなり目立たない箇所に取り付けたので、ひっそりとしています。エンジンルームに意外と空きが無いのが、最近のプジョー・シトロエンなのです。
フィーリングとしては、非常に感触が良く、出足の良さ・加速のツキの良さ・じわ~っと踏み込んで加速を続けるような際の伸びの良さ、全てにおいて底上げの力強さを体感出来ます。
これは道を間違い易いクルマになりました。すーっと走るのが気持ち良くて、交差点を通過しそうです。
ロングセラーなV-UP16、気になる方はアレコレ考える前に取り付ける事をお勧めします。
Written by Hashimoto