工場通信

パドルシフター+モモ・M41 ステアリング
アバルト・ピスタに装着


アバルトピスタのお客様は、ステアリングホイールとパドルシフタの取付作業を行いました。
MTA車の場合、ステアリングホイールを交換する際に必要となるのが、別体取付用のパドルシフターです。ステアリングボスも当然ですが必要です。

純正ステアリングに、パドルシフタが取り付けられている為、ステアリングホイールを取り外すとパドル操作機能が無くなるのですね。

ステアリングボスを取り付けて、コラムカバーとの間のクリアランスを確認します。このクリアランスが絶妙でして、必要で有れば旋盤加工で削り足すなどの配慮を行います。

均等なクリアランスが得られているため、追加の加工は不要と判断出来ます。

Ｍ４１のステアリングコーン角度は 70mm やや深めのセットアングルとなります。パドルシフターを装着する事で、それ自体がボススペーサの役割を担うため通常の取付時よりもステアリングとウィンカーレバーの位置関係は遠くなります。

当社ではmomoのM41を装着する事が多いですが、momoよりリリースされている プロトティーポというステアリングは、ほぼ同一のデザインでコーン角度は43mmですので、手が小さめの方はそちらのモデルもお勧めです。


標準品のホーンボタンでは無く、別売のカーボンシルバー ホーンボタンをあらかじめ発注手配をしていましたので、そちらも合わせて取り付けします。
パドルシフターのカーボンレバーとのコーディネイトが良い感じです。

ステアリング交換を行った方々からは「操作性が非常に良くなった」とのご感想を頂く事が多いです。シートポジションに対しての、適正なステアリング位置はやはり大切ですね。

Written by Hashimoto

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