トータルメンテナンスで得られる覚醒的な結果
TWINGO2RSはとても元気になりました
ご新規様のお車を点検させて頂く「初診点検」から始まり、メンテナンスプランのご提案・整備内容のお見積り・打ち合わせ・そして今回のお預かりメンテナンスをご依頼頂いたトゥインゴ2RSは、一連の整備を行いとても良い結果をご提供出来ました。
今回の施工内容を抜粋してご紹介した記事は、以下の内容です。
・ステージ1メンテナンス
・タイミングベルトの交換作業
・サーモスタットの交換
ご紹介出来ていないですが、ステージ3メンテナンスも行っています。
下廻りと、エンジンルームのスチーム洗浄も行っていますので、整備後は年数と距離を感じさせない美しい仕上がりもご提供できました。
コンパクト・ホットハッチの名に恥じないポテンシャルを発揮するトゥインゴは、走らせて楽しい1台です。
整備の前後に確認を行う、シャーシダイナモによる出力特性の点検では、低回転から高回転までキレイに回るエンジン性能となりました。NAならではの伸びやかなフィーリングは、運転していてとても気持ちの良いエンジンです。ダイナモグラフを眺めていて思うのが、4速120キロの出力の谷間です。ここは可変バルブタイミング機構が作動し、吸入空気の体積効率が変化する場所だと思いますが、リセッティングの余地が残る様に感じました。可変バルブタイミング機構は、低回転から高回転までの間に大きく分けて3回の切り替えを、ECUのプログラミングに基づき行っています。そのタイミングを任意に切り替える事が出来れば、おそらくもっと素晴らしい回転上昇を実現しそうです。
可変バルブタイミング機構(VVT)については、過去にルーテシア3RSで検証を行いましたが、途中で終わっている内容があります。これを具体的なご提案が出来る商品にする事ができれば面白そうです。また時間の出来た際に考えてみるとしましょう。
一通りの作業を終え、メンテナンスステッカーを貼り付けて今回の作業は完了となります。
今回はエンジン関連を中心にメンテナンスを行いました。次回はタイヤを含めサスペンション系統にも手を入れ、上質な乗り味をご提案出来ればと思います。
Written by Hashimoto