SessAスフェリカルアッパー 装着後のインプレッションが届きました
お客様から感想文を頂きましたので、掲載の許可をいただき、紹介させていただきます。
今回は、同形状のサスペンションを備えた兄弟車 ランチアイプシロンのお客様に装着させていただきました。
BILSTEIN B6ダンパーとノーマルスプリングの組み合わせに、TYPE.N-Iを組み付けました。
以下お客様から頂いた文章を引用させて頂きます。
「仕様変更して少し走ってみての感
車高も これまでと全く同じで外観的には
しかし中身
おかげで細かく荒
さらに今までアクセル踏んでも反
顕著に違いがあり
ツキの良さが、これほ
つまりは、いろんな外的入力を足
妙な乗り
なので、いくらエン
カタチになってフィー
2年以上掛かって、今回初めてビ
このクルマ買って以来、ずっと抱
いよいよ これから雪道をガンガン走る訳で
路面粘着率が上がったと
思わぬ波
嬉しいコメントを頂戴しました。
文中でも触れているように、スフェリカルアッパー装着による、路面粘着率の向上についてご紹介しましょう。
左:ノーマルマント 右:SessAスフェリカル・アッパー
当社のサスペンションテスト(BOSCH SDLテスト)により、グラフ上での変化を確認しました。
(組み付け後のサイドスリップ値が大きいのはアライメント施工前の為)
これは結果としては非常に嬉しいことです。
ショックを変えた・タイヤを交換した、など大きな部分の変更があった場合はグラフ上に変化が現れます。
ところが、今回のように純正のマウントからスフェリカルアッパーに交換を行った場合にも、手応えのある変化が。
周波数の周期の速い段階での粘着率の落ち込みを、高いレベルで推移しています。
これが何を意味するか?
「跳ねない・ドタバタしない」という解釈が正解。
さらに言えば、速度の速い領域でのロードホールディング性能が格段に上がっている。
フローティング形状のノーマルマウントは、固定位置が定まっていない為、段差などで暴れているということです。
ステアリングを切った際のアライメント変化を誘発するのは勿論のこと、舵角一定のつもりが、
一定には保てていないのが、ノーマルに対して言える事になります。
純正のマウントの場合、静的アライメントは正常であっても、ひとたび動き出せば路面状況・ステアリング角度など
あらゆる入力に対してキャンバー・キャスタ・トー値が乱れるという事が分かりました。
上の2枚のグラフを重ねてみました。
高周波域でのタイヤの路面への粘着率が向上しています。
ロードホールディング性能を高める SessAスフェリカルアッパー お薦めです!
ノーマルサスペンションの方にも、BILSTEIN B4 を組んでいる方にも、SACHSダンパーの方にも、
MONROEの方にも、更には、車高調整式サスペンションの方にも、サスペンションのアップグレードパーツ
として幅広くご利用頂きたい逸品となりました!