プジョー208GTi 車検とあわせてリフレッシュメンテナンス
車検でお預かりのプジョー208Gtiは過去に足回りの変更をさせていただいた車両ですが、この度車検とあわせてリフレッシュメンテナンスを行います。
まずはステージ3メンテナンスのシャシーダイナモでの出力チェックから作業はスタート。
車検とあわせてのメンテナンスですのでジャッキで車を上げスチーム洗浄で下回りやエンジンルームもキレイにした後、カーボンクリーンを行います。
直噴エンジンの為のインテーク側からのカーボンクリーンも追加で行わせていただきました。
エンジンをオイルをフラッシングオイルに入れ替えエンジンフラッシングを行ったら
エンジンオイル・ミッションオイル・エアクリーナー・冷却水など各油脂やフィルター類の交換を行っていきます。
今回はエアクリーナは交換されたばかりという事で再使用させていただきました。
ステージ3メンテナンスが進んだところで充電回路のチェックを行い、ステージ1メンテナンスを行っていきます。
208など最近のプジョー系車両はバッテリーカバーに覆われてその周辺はあまり見えない状態ですが、
カバーを外し見てみると、マイナス側には電流制御ユニットが取り付けられしっかりバッテリーポストにくわえ込めていますが、プラス側はクイックタイプのターミナルとなっています。
プラス側のクイックターミナルは切断し交換、オルタネーターからのダイレクトケーブルの追加。
マイナス側には純正のアースに加えボディとエンジンに追加のアースケーブルを新設し追加します。
マイナス側にバッテリーカバーに覆われていてもバッテリーテストがしやすいように端子を付けました。
仕上げにバッテリーターミナル用潤滑剤を塗布し充電回路の改善を確認したらステージ1メンテナンスも完了です。
再びリフトに車を移動したらベルト周りの交換です。
ウォーターポンププーリーも劣化しひび割れていますので交換。
それに加え今回はプラスアルファとしてSessAのオリジナルアルミクランクプーリーの取り付けも行わさせていただきました。
引き続き車内環境も改善すべくエアコンメンテナンスも行います。
ガス量が100g程減っており、今日のような寒い日には冷気の冷え具合の変化の確認は出来ませんが、夏の暑い時期の冷え具合も改善しているはずです。
コロナウイルスが蔓延するこんな時にお薦めなオゾン除菌・消臭メニューや、それに加えエバポレーターの洗浄まで行い、仕上げにエアコンフィルターの点検、綺麗な状態でしたので清掃して組付ければ車内の快適性も格段にアップです。
各部にわたってリフレッシュを行わさて頂いたうえで車検を受け、208のリフレッシュメンテナンス完了です。