寒くなってもエアコンメンテナンス 新ガスHFO-1234yfのACS
12月も中旬に差し掛かり12月としては暖かいなどと言われながらも徐々に朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。
そんな寒さを感じる今日この頃ですがその中でも自動車のエアコンシステムは働き続けていますので今日もエアコンメンテナンスを行っていきます。
本日一台目のエアコンメンテナンスは新車から初めての車検を迎えたフィアット500。
この年式ぐらいから従来のR134aガスからR1234yfという新しいエアコンガスへと変更されており、エアコンメンテナンスを行う機器も別の物になります。
エアコンメンテナンス機器を使ってのガスの入れ替えの作業のメリットは現在入っていたガスの回収量が解ることでガス漏れ具合の把握が出来ることです、
今回の500ではこの車両のエアコンガスの規定量400gに対して回収されたガス量は330gと70g少なくなっている事がわかりました。
新車から初めて行うエアコンメンテナンスですので新車時にどれだけしっかり規定値どおりのガス量が充填されていたかは定かではありませんが、今回エアコンメンテナンスを行うことで次回にガス回収した際にはっきりとした漏れ具合の把握も出来ます。
新ガスのR1234yfガスは気球温暖化を考えたエアコンガスとなるのですが、問題となるのはそのガスの金額で従来のガスの数倍の価格となっておりガスを無駄に使うと簡単に数万円の金額を請求しなければいけなくなってしまいます。
そんな高価なガスですので専用機器を使い無駄もなくガスの交換や補充が出来る機器の使用は必須のアイテムとなります。
機器をセットしてしまえばガスの回収から充填まで自動で行ってくれます。
完了後に冷え具合の確認とエアコンフィルターのチェック。
今回はフィルターの汚れがありましたので活性炭入りのプレミアムタイプのエアコンフィルターへと交換しエアコンメンテナンス完了です。
今日はその後に2台のエアコンメンテナンスの施工を行いました
プジョー208は従来のR134aガス車両ですので従来の機器を使い施工です。
本日3台目はDS3スポーツシック こちらもR134aガス車両です。
暗くなり外気温が低くなってますがしっかりとガス充填してくれるのもエアコンメンテナンス機器の優れたところ。
寒くなるとエアコンの冷え具合なども気にならなくなりついつい忘れがちになりますが、最近の車の多くはオートエアコンが装備されており一年通して働いてくれているエアコンのメンテナンスも定期的に行っていきましょう。