DS3のステージ3メンテナンス カーボンクリーンからスタートです
当社で初めてメンテナンスをさせていただくDS3はステージ3メンテナンスのカーボンクリーンから整備のスタートします。
まずはシャシーダイナモ使った整備前の主力チェックから。
パワーがどれだけ出ているかも気になりますが、それよりも正しい出力特性であるかの確認も行います。
トラブルを抱えている状態ではリフレッシュではなく修理が必要となりますので、整備前の出力チェックはその目安にもなります。
今回のDS3は大きなトラブルを抱えている様子もありませんでしたのでカーボンクリーンへと作業を移ります。
カーボンクリーン機器を車両に接続し専用の液剤を使いエンジンを始動。アイドリング状態でじっくりとエンジン内部に蓄積されたカーボン汚れを落としていきます。
DS3の1.6ターボエンジンは直噴エンジンですので、通常のカーボンクリーンに加え直噴エンジンならではの吸気機構の汚れを取り除く為、
吸入負圧から更に別の洗浄液を吸わせエアインテーク周りの洗浄をプラスして行いました。
カーボンクリーン液剤で1時間以上のアイドリングを続けたところでエンジンストップ。
溶けだしたカーボン汚れを取り除くべく、今入っているエンジンオイルを抜きフラッシングオイルへと入れ替えエンジンフラッシングへと移っていきます。
フラッシングを行いつつ日を改めステージ1メンテナンスなどの他の整備を行っていこうと思います。