プジョー106s16ヒーターコア2台目
2台目のヒーターコア交換作業です。シルバーの106は入庫車両の中では少なめで、地味目なカラーでありながら存在感と格好良さを表現してくれるので好きな色です。今回のヒーターコアは予防交換では無く、すでに漏れてしまい自走不能となってからのレッカー入庫となりました。
一気にダッシュボードを取り外します。
ダッシュボードって凄いですよね。外すだけでこの光景ですからね。初めて見る人は、取り返しの付かない状況に思える様です。自分がいつも気になるのは純正のワイヤーハーネスの素晴らしさと取り回しの出来の良さです。これは106に限らず全車です。よく考えて作られているものだと思います。それに対して後付け電装品の配線の邪魔くさい事..。オーディオをはじめとし、ETCやレーダーの配線は作業の妨げになるのでいつも苦労します。ダッシュボードが装着された状態で長い配線を隠すように取り付けるので、仕方ないことですけどね。
室内がバラせたら、エンジンルーム側のホース接続部も外します。本当は2本伸びてきているヒーターコアからの樹脂パイプが1本しかありません。
根元でポッキリと折れているのですね..。ヒーターホースにささった状態です。
ヒーターボックスを外して、コアを取り出すとよく分かります。
樹脂部の折損は見て明らかですが、コア本体の水漏れも結構有りました。随分前から漏れ始めていたものと思います。
細かいところの埃の量が凄かったので、組み付け前にキレイに清掃・洗浄しておきました。
残すヒーターコア交換は1台です。頑張ります。
Written by Hashimoto