FIAT500 ブレーキマスタの交換
最終のエア抜きは大変です
フィアット500Sは、ブレーキマスタシリンダの不具合発生により部品交換を行います。
マスタシリンダってどこにあるの?って思いますでしょ。そこにたどり着くには色々と分解が必要になるのです。
エアクリーナケース・バッテリ・バッテリトレー・エンジンECUを取り外し、ようやくその姿を確認出来ます。黄色のキャップが装着されている所が、ブレーキフルードのリザーブタンクでして、その下にマスタシリンダが備わります。
ブレーキの配管で、必要になる箇所を取り外し、マスタシリンダを交換します。
組み付け後のエア抜きは、何時も用いる加圧式フルードチェンジャとの併用で、診断機も接続します。
エア抜き装置を取付け、1barに設定します。
この後はテスタがエア抜き手順を指示しますので、各キャリパ順番にフルードの交換とエア抜きを行います。ABSポンプを作動させながら細部のエア抜きを行います。
なかなか大変そうな作業風景ですよね。人間も3人がかりで行います。
この後は、試運転を行い作動確認を経て終了です。
Written by Hashimoto