メガーヌ2 1.6L ハウジング一体型サーモスタットの交換
クラッチ作業を進めているメガーヌは、トランスミッションの不在の隙にサーモスタットの交換も行います。
ミッション非搭載状態で行うサーモスタット交換は、その部品の形状によってはとても効率的に行える場合も有ります。
今回のメガーヌ2 1.6 DOHCのサーモスタットは、樹脂ハウジングとサーモスタットが完全一体型となる為、アルミケース式と比べると作業性が悪いのです。
構造が複雑で、ウォータラインとオイルラインを跨ぐようにハウジングが設計されており、サーモスタットを外すとオイルまで流れ出てくるという事です。
トランスミッションが不在の場合、エンジン角度を変えることが容易ですのでオイルが逆流しない様に心掛けながらの作業が可能です。
上から施工する場合は、車を傾けてそれと同様の対策をしながら施工します。
その後、トランスミッションを搭載し、引き続き作業を進めていきます。
Written by Hashimoto