小排気量車の底上げには
(トルクアップの特効薬)
初期型カングーは、先日ご購入いただいた車両です。今回は継続検査の車検整備でご入庫しています。変化を楽しまれるお客様ですので、今回の整備のついでにお客様の求められる「もう少し下の力が増えたらな」を形に出来ればと思い、V-UP16を取り付けます。
オシロスコープで作業前のイグニッションコイル電圧を確認すると、しっかりと良い電圧が供給されていました。
バッテリ電圧と差の無い、安定した電圧が供給済みです。
ここにV-UP16が装着されると。
しっかりと、昇圧された16ボルトが供給される様になりました。
車検の点検作業時に気になった、スロットルボディの気密を保つためのシールリングの緩さ。ここも新しいシールリングに変更し、2次空気の混入を防ぐようにしました。
1.6DOHCがそうであるように、この頃からスロットルがはめ込み式です。エアクリーナケースに抑え込まれて抜け出てこない様になっていますが、シールリングの鮮度が非常に重要ですので定期交換をお勧めします。
Written by Hashimoto