FIAT500C 1.2 (フィアット500) 点火系強化でMSAの取付
このところ、点火系強化のご要望が再び高まっています。
連日の様にV-UP16を取り付けていましたが、今回はV-UP16を既に装着済のお客様からのご依頼でMSAの追加取付です。
V-UP16は、点火コイルへの供給電圧を16ボルトに昇圧する事で、末端のスパークプラグへの着火力を増大させるシステムです。
MSAは、点火電圧への作用では無く点火信号に働きかけるシステムです。車両ECUから出力される点火信号にMSAのシステムが作用する
事により通常は殆どが1回の点火のところ、複数回の点火を行う様にする事が可能です。
点火回数の増幅は、エンジン回転数により切り替わる様に設計しています。
エンジン始動時・アイドリング~3500回転までは 5回のスパークを。
3500回転以上は2or3回の点火を行います。
この作用により、吸入した混合気の燃焼をより迅速に、確実に行う事が可能となるため、点火エネルギーの増大が得られる事で
トルク・出力・燃費 と美味しい効果が期待出来ます。
仮に、MSA本体が何らかのトラブルでエンジンの始動が困難となった場合は、接続カプラを抜くのみの単純作業でノーマル回路への復帰が可能な点も安心感が高いです。
ちなみに、V-UP16により増幅された点火電圧による効果と、MSAにより増幅された点火回数が組み合わさると
1+1=2では無く、1+1=3という嬉しい効果も生まれます。
詳細についてはお問い合せ下さい。
Written by Hashimoto