プジョー207は車検整備前の拾い出し作業です
現在は関東在住のお客様ですが、定期的に足をお運びいただいています。今回は車検整備でのお預かりとなりました。作業着手の前に各部の状態を把握し、見積もりを作成するのですが、サスペンションテストの際に異変を確認しています。
異変を感じたのはリヤショックブソーバの機能低下です。前回のテストデータと比較すると大幅に性能が低下していました。
テスト結果がコチラです。
今回のテスト結果となりますが、リヤ側の路面粘着率が大きく下がっています。
でも、安易にショックブソーバだけの仕業にはしません。注意点として左右共に均等に性能低下するか?という点です。普通は滅多にありえません。
暫くの期間、当社では各部を見れていない事もあり、タイヤのエアー圧に目を移すと。
おっと。。300kpa! はい、原因はコレです。
重量の軽い後輪軸のエアー圧が高すぎるとテスタ上でタイヤが反発し跳ねてしまいます。その結果路面粘着率が低下するという流れです。
改めてテストを行うと。
前回データとほぼ同じ結果に戻りました。
些細なことですが、得られる結果に対しての答えは1つでは無い事の良い例です。
お見積もりを作成し、打ち合わせを行います。
Written by Hashimoto