イプシロンはラジエタやロワアームに着手です イプシロンーPart.2
先日車検整備の一環でステージ3メンテナンスを開始したイプシロンです。
今回は、水漏れの見つかったラジエタの交換・ガタつきの発生したロワアームの交換・そしてロワアームブッシュ
の交換を行います。
新車から未交換のラジエタです。
中型消耗品の1つですので、どんな車も時期が来れば交換が必要になる箇所です。
それと合わせ、ラジエタの上下ホースも交換する事に。
いや~部品が見つかってよかったです。
ラジエタホースの様な部品の場合、車種専用であることが殆どです。
そこにきて、イプシロンですから。。
奇跡的に見つかったという方が正しいです。
ロワアームは先端のボールジョイントに大きなガタが見つかっています。
バールで力をかけると、ゴクゴクと動きます。
路面からの入力に対して、サスペンションの動きに無駄な動きが発生します。
特に今回の場合、ごく低速で走行中に異音が伝わってくる。といった症状を確認しています。
ロワアームは、純正を用意しています。
新品に組み込まれているブッシュは、当社のオリジナル品に変更します。
イプシロンにも同サイズであるため、FIAT500用が使用可能です。
さて、組み付けを。っと思った矢先に嫌なトラブルが発生です。
イプシロンの場合、ロワアームを外す際にサブフレームの取り外しは不要なのですが、外すことに至っています。
ロワアーム取り付け部のナットがネジ部の疲労により、損傷していまして。。
トルクが掛からなくなっていました。
フレームを外さなくては修理不可能な為分解です。
適正にネジを修理し、フレーム単体の清掃も終え、組戻していきます。
各部のリフレッシュを終えたサブフレーム一帯です。
スチーム洗浄では洗えない箇所も清掃が可能となるため、仕上がりが非常に美しいです。