パンダ141 重整備進行中
今回の141パンダ(旧パンダ)の為にご用意しました新品パーツの群れです。
人気の高いパンダですが、国内流通の部品調達も難しい物が増えています。
出来れば全てを純正品で揃えたいところでですが、そういうワガママが通用しなくなってきました。
今回揃えたパーツ達は、絶対に純正に拘りたい箇所もありますので、入手可能なうちは純正を調達する様にしています。
最近では、ネットで簡単にいろんなパーツを購入する事が出来ますが、気を付けないといけないのが社外品に対しての目利きです。
パンダの部品に関して、社外品に頼る部分も多々あります。
例えば、この画像で言えばステアリングラックはバリバリの社外品です。
なのですが、実にありがたい設定でして。
ラックにガタが発生し、実際のところ修理する事は可能な状態で有っても、それをコツコツと部品を集めて治して、でも中心核の部品までは交換できず、半新品みたいな状態までしか復活はできません。
で、あるならば気持ちよく新品を購入し、外した部品は捨てずに持っておき、それはそれで修理し、万が一社外品に不具合が発生した場合の事なども考えてストックしておいたり。
考え方は様々です。
と、言うわけで、まずはトランスミッションを降ろします。
クラッチ交換も今回の施工内容のひとつです。
思った以上にクラッチの状態が悪くて驚きました。
ダンパースプリングは、抜け落ちる寸前の状態でした。
あやうく、フライホイールが傷物になるところでしたので、間一髪セーフです。
カバーのダイヤフラム先端も、ガリガリに減っています。
間に合って良かったです。
ミッションの降りているうちに、ステアリングラックも交換します。
各部が組まれた状態ですと、隙間が無く外しにくいのですが、足廻り・ドライブシャフト・ミッションが不在の状態だと凄く作業性が良いです。
足廻りは、ハブキャリア・ハブベアリング・ロワアーム・テンションロッドブッシュこのあたりを一新します。
社外品と、純正部品をうまく織り交ぜて作業を行います。
まだまだ内容は盛り沢山ですので、引き続き作業を行います。
明日以降は、トランスミッションの組み付けやドライブシャフトの整備などを行います。