グラプン アバルトに PROMETEO 大容量オイルパンの取付
グランデプント・アバルトに PROMETEO製 大容量オイルパンの取付です。
この画像、エンジンルームのタワーバーが目立ち過ぎてますね。
エンジンの存在感よりもタワーバーの出で立ちが明らかに勝ってます。
この大容量オイルパンが好評でして。
付ける機会が今後増えてきそうです。
オイルパンを大容量にすると、追加で1.5L程の容量アップとなるのですが、エンジンにとっては
良い事だらけです。
まずはオイルパンを取り外します。
この手の車のオイルドレンは、オーバートルクや、ガスケット交換を怠ると
すぐにネジ山が壊れかけます。
ボルトが細い事と、掛るネジの量が少ないのが原因ですが、ネジ山不良の車が多いのは事実です。
リコイルなどの修理も、あまり上手くいかず、交換するのがベストなのです。
その際の選択肢に、純正か?大容量か?を考えると、大容量にしたくなりますよね。
取り外した後、滴状に垂れてくるオイルが落ち着くまでしばらく放置します。
この角度から、当社のオリジナルフライホイールを見る事が無かったので
とりあえず撮影をしました。
内側がごっそりとえぐられているのがよく分かります。
フランジの清掃と、面出しを行い、オイルパンを締め付けていきます。
アバルト系の1.4Tエンジンには使ったことがありませんが、いつのオイルと変化を
付けるために今回は使用オイルを変更しました。
SessA JTS 10W60です。
ぱっと聞くと固いオイルに思えますが、それほどでも無いです。
硬くてドロドロというよりも、耐熱温度に重点を置いているオイルです。
それと、汚れてからの油膜強度の保持にも他のオイルよりも勝る性質です。
JTSと名付けたのは、156JTSの直噴エンジンに適したオイルを!という所から
開発したオイルだからです。
オイル容量が増えた事で、油温・油圧・耐久性、どの程度の違いが出てくるのか楽しみです。