フライホイール交換のアバルト595は最終仕上げにヘッドライトの較正を行います。
フライホイールの組み付けには、フロントサブフレームを取り外す必要があります。
足廻りの分解や、車高の変化を伴う作業を施工した場合、ヘッドライトセンサーの数値が変化します。
そうすると、ヘッドライトの照射角度が変わってしまいます。
その様な作業を施工した後は、テスタを使いセンサーの較正を行う必要があります。
今回はその必要がある作業のため、最後に較正を行いました。
フロントのロワアームにセンサーロッドが繋がります。
ロワアームの角度変化をセンサー数値に置き換え、ヘッドライトの高さを変えます。
テスタでの較正後、ヘッドライトテスタで左右の高さを機械的に補正します。
足廻りの交換後に、ヘッドライトが暗くなったと感じる方、または
以前は無かったはずの、対向車からのパッシングを受けるなど、身に覚えの無い
事が起きる場合は、これらが原因で有る事も多いです。