プジョー307CC フライホイール+クラッチ&足廻り+リジカラ ボリューム満点リフレッシュ作業です

車検整備でお預かり中の307ccです。
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クラッチ操作の際に、違和感を感じる様になった為クラッチを始めとし
この機会に施工できる箇所を一気に施工します。

このエンジン、良い回り方します。
NAエンジン最終期のプジョーです。
206S16のパワーユニットをベースに、インテークマニホールド・吸気系統
エキゾーストマニホールドを専用設計でチューニングされた贅沢なエンジンです。
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市販車ですので、ピーキーではありませんが低回転から高回転まで、
気持ちよさを維持したまま回り続けるエンジンです。

各部の分解を開始しましょう。
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最近のミッション降ろしの様に、バンパーを外す必要がありません。
また、フライホイールもデュアルマスでは無く、ソリッドフライホイールです。
時代がどんどん移り変わっているのが身にしみます。

ダイヤフラムセンター部は、レリーズベアリングとの摩擦により
摩耗が進んでいます。
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フライホイールには半クラの熱により、焼きが入った状態です。
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クラッチディスクの消耗は、距離のわりには消耗しています。
フライホイールに同じく、焼きが入った状態です。
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レリーズベアリングの可動部は、完全に無給油な状態に。
重さと違和感の原因のひとつです。
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これらを新品に交換していくわけですが、このエンジンにも当社ご自慢の
軽量フライホイール+クラッチキットが使用可能となります。
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トルク低下を感じず、高回転への繋がりと伸びの良さが自慢です。
コストパフォーマンスに優れた商品です。

ステアングラックの両端に備わるタイロッドとその先のエンドを交換します。
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こういった箇所は、たいていの場合はガタや、異音といった自覚症状を
感じてから交換するケースが多いのですが、自覚を感じる前に交換する事をお勧めします。

ボールジョイントは消耗により、関節の緩さが際立ってきます。
違和感を感じるのはここから少し先なのですが、しっかりとしたステアリングフィーリングは
損なわれてきます。
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関連性のある分解を伴う際は、是非とも交換しましょう。
新車の頃のカチッとしたフィーリングが蘇ります。

スタビライザのブッシュを交換します。
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プジョーのブッシュは劣化により、酷い状態にはなりにくいのが特徴です。
なのですが、ゴム素材の鮮度が損なわれ、動きがぎこちなくなってきます。

また、組み付けの際にシリコングリスを塗布する事でスタビライザが
ストレス無く動くようになり、低速での走行中の何気ない瞬間に
今までとは異なるスムーズさに気付きます。

フレームを外していますので、リジカラを組み込みます。
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リジカラは、内容が仕様変更している事があります。

今回は、使用するカラーが選択式になっていました。
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イエローラベルと、グリーンラベルです。
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フレーム側のサイズに種類がある様で、そのどちらにも装着できる様になっています。

ピタッとフィットする方を選択します。
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今回はイエローラベルでした。
こういう変化に、メーカーの真面目な取り組みがうかがえます。

この後もどんどん進行していきますよ。

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