入庫車両の見積もりを開始しています PART.3
土曜日の入庫車両の見積もりを行うための事前点検を行います。
入庫台数が多いので、抜粋してご紹介します。
ルノークリオ3 RSはご新規のお客様です。
10万キロを迎えた為、各部のリフレッシュでの作業相談をいただきました。
こちらは関東からのご来店です。
こちらも見るからに楽しさの伝わるエンジンルームです。
強化エンジンマウントや、エアクリーナが快適性よりも、楽しさでしょっ!仕様です。
クリオ3のウィークポイントです。
例に漏れず、片側にガタを確認しています。
エンジンブロックと、ラジエタロワホースのクリアランスが無く、干渉しています。
絶えず振動を発生している箇所に、ホースや配線といった柔軟素材は断線や破断を
招くので危険です。
対策が必要な箇所です。
ステージ1メンテナンスは必須です。
エアバッグランプが点灯していましたので、原因を探ります。
コネクター各部の役割を調べ、点灯原因を追究します。
エアバッグランプは消灯したのですが、試運転の際におかしな事が起きました。
アクセルペダルを床まで踏み込むと、その瞬間にエラーが入り、フェイルセーフモードに。
その後はアクセル反応は無くなり、走行不能になります。
エンジンの再始動により復帰しますが、同じ操作で再入力です。
実測値を確認すると。
上記2枚の画像は、同じタイミングでサンプリングしたペダルセンサ系統の実働グラフです。
青のグラフ線は、途中で下降するのが分かります。
赤と緑のグラフ線はどちらも全開まで検知できています。
ポジションセンサー単体を測定していく必要がありそうです。
全体的なボリュームが大きくなりそうな予感がしています。
なるべく早めにお見積もりをご用意しますので、お待ちください。