アバルト500 水漏れ修理は定番の大分解
アバルト500で、あれ?これ、どこからの水漏れ??
ってなる場合は大抵はこのケースなんです。
ぎっちり詰まって根源を直視不可な構造なので、修理となった場合は
徹底的な分解作業が必須となります。
まずは分解前のお姿。
これが次の瞬間にはこうなります。
ボケていますが、大分解しました。
以前に施工した際の事を思い出そうと、過去の記事を見てみると。
なんと一年前の今日!
偶然ですが、びっくりしました。
前回の手法とは変えてみました。
まだまだやり慣れていない作業ですので、どの作業が効率的にベストなのかを
探っています。
ちなみに、前回の時はラジエタやクーラーコンデンサ一式の付いたコアサポートまでは
外していません。
その代わり、細かな部品をセコセコと外していました。
今回は、大胆分解で細かな分解省略作戦です。
さて、どっちが効率よいのでしょうか。
水漏れ発生個所はこの奥です。
オイルエレメントブロックを外した奥側のウォータパイプです。
ここですね。
染み痕跡はあまりありませんが、間違いなくここです。
一応ウォータポンプも見てみました。
無事ですね。
で、パイプを移動し、シールを外します。
結構錆びています。
この錆が原因のように思えて仕方ないです。
分解ついでにサーモスタットも交換しています。
アバルト500のサーモスタット交換は、バッテリ回りや付近のブラケット、ターボ配管を
外す必要があり、結構手間がかかるのですが、今回の場合はそのあたりは一切触らず
分解して見晴らしの良くなった、前側から施工できました。
同時交換の必要なガスケット類をすべて交換し、組付け完了!
作業性にはメカニックの好みで、どちらが良いかは分かれてきます。
自分は、今回のケースが好みですね。
この後、エンジンオイルの交換・クーラントの入れ替え・オイルやLLCの漏れを
チェックし、作業完了です。
エアコンシーズンチェック出来ていますか~?