FIAT500 1.4に SessA強化エンジンロワマウントの取り付け
SessA 強化トルクロッドのアバルト用を先日取り付けました。
今回は、アバルトでは無く1400ccNAのFIAT500に装着です。
アバルト用よりもこちらの方が全長が若干長め。
並べて比較しないと分からないレベルの差ですが、サイズは異なります。
ですので、ボディ本体共有は無理となり、サイズ違いで2種製作しています。
画像は今回取り付けを行う1.4L用の純正と当社オリジナル品です。
純正品のマウントを明るい方へ向けて、写真を撮りました。
こんな感じに隙間を多く設けた構造となっています。
FIATは緩~く設計するのが好きですね。
そこで、隙間を少なくし、稼働域を減らしたのが当社の製品です。
今回のマウントも、前回のアバルト同様に振動吸収材の硬度を設定内で最も
柔らかい物(硬度50)にしています。
参考数値を表現するならば以下のような数値で表せます。
ストリート用:硬度50
サーキット用:硬度70
フルレース用:硬度90
3種類の設定ですが、ストリート用が最もバランスが良い気もします。
近々、硬度70と90を組み合わせた仕様をアバルトで試す予定ですが、途端に堅さ・振動を
感じるのではないかと想像しています。
この硬度50が、強化マウント特有の振動をほとんど感じさせずに
エンジンの前後方向の揺れを確実に抑制している事が前回の装着において
データがとれています。
強化品を装着した=振動が増える...事に私は期待してしまうので、
物足りなさを覚えるのですが、一般の方にとってはその方が望まれますよね。
今回の強化マウントを製作し、これまでに無い新しい強化マウントのカタチを
表現できているのかもしれません。
現在、ツインエアー用についても製作を進めています。
今後の製品化にご期待下さい。