グランデプント・アバルト 今回は隙間という隙間を埋めまくります
ぐんぐんと作業を進行中な グランデプントアバルトです。
ハードな要素を満載での作業ですので、ノーマルでは良しとされている緩さ、これらもハードに
していく必要があります。
ハードポイントその①
「ロワアームブッシュの緩さを克服する」
グラプン&ミトは、FIAT500や169PANDA同様のユルユルブッシュを使用しています。
流用が不可能なことは以前から分かっていましたので、新規作成!
どんなユルユルかと言いますと。
抜き取ったブッシュを光にかざすと歴然でしょ。
大きな隙間!
このブッシュをコレに交換します。
隙間の無いハードブッシュです。
でも、そのままでは外径の違いから装着不可能です。
外径を合わせるためのアダプターと、縦方向の寸法を合わせるためのカラーです。
ボルトサイズの差を埋める形状にしています。
組み合わせると、ピタッときます。
油圧プレスで組み付けを行います。
強化ロワアームのできあがり!
ハードポイントその②
「フレームと車体を剛体化」
サブフレームを外していますので、同時進行でリジカラも組み付けます。
プントのサブフレームにも、大きな遊びがもれなく付いてきます。
大きく空いたボルトホール。。
ここにカラーをフィットさせます。
穴のサイズが2ミリほど小さくなっているのがわかりますね。
指定箇所に指定のリジカラを取り付けて、車体への取り付けです。
ハードポイントその③
「エンジンロワマウントを強化する」
スポーツ走行を楽しむのに大切な要素。
それは、効果的にエンジンの揺れを抑制すること。
今回はPOWERFLEX製を組み込みます。
純正の緩さときたら。。。
題名「怒る人」に見えてきます。
この隙間に、強化ブッシュを詰め込みます。
そうすると。
詰まりましたね~!
アクセルオンオフ操作に伴う、エンジン前後方向の揺れを効果的に抑えます。
ゆるゆる克服3大要素いかがでしたか?
楽しい車に仕上がりますよ~!