プジョー306 シリンダヘッドのオーバーホール進行中
ヘッドガスケット付近に問題発生の306S16 シリンダヘッドが車輌から降りました。
一通りの分解・洗浄を終え、平面部を点検してみると、気になる箇所が数点見つかっています。
オイルプレッシャーラインと、ウォータージェケットの間
ガスケット側に、この間で液体が流れた痕跡を確認しました。
1番シリンダと2番シリンダの間のこの微妙な感じ
吹き抜け寸前の一歩手前です。
1番シリンダのガスケット周囲は他にも吹き抜け?を思わせる状況が数点。
ここも、当りが微妙な状態です。
ヘッド平面の歪みからくる、燃焼室周囲一帯の面圧不良でしょうか。
歪みは入念にチェックをしながら、機械加工で修正を行います。
この機会なので、バルブシートやフェースも加工で整え、シャキッとしたヘッドを組み上げます。
お待たせしていますお客様、もう暫くお待ち下さい。